「肩書きクリニック」はじめました。

 

ライフワークとして「肩書きクリニック」というサービスをはじめました。

きっかけは、福祉業界で働いてみたり、働き方系のイベントに登壇してみて、いまいちばん言葉の力を必要としているのは「人自身」なのではないかと、思うようになったからです。

 

「じぶんは、いったい何のプロなのか相手に伝えにくい」

「会社外(副業、退職後など)で、じぶんの存在意義がほしい」

「一回立ち止まって、じぶんの生きる意味を言語化したい」

 

など、社会が変化していくなかで、「じぶんの強みって何だっけ?」「じぶんが大切にする価値観って何だっけ?」とわからなくなったり、悩んでいる人を多くみかけます。

 

「肩書きクリニック」を始めておいて何ですが、その人がその人らしく生きられるのなら、無理に「肩書き」をつける必要も、人生に「意味づけ」を与える必要もないと考えています。

 

肩書きをつけることが目的ではなく、じぶんの強みや価値観を再発見し、それを「生きるエネルギー」に変えていくことを、ことばの技術で少しでもお力になれたらなと思い「肩書きクリニック」をはじめてみました。

数ヶ月かけて、数人の方で実験させてもらったのですが、とくに40代をすぎた方(いわゆる中年の方)にとって「じぶんは何者か」を考えることは、とてもエネルギーになるようです。

せっかくなので実験の一部と、ご本人の感想を公開します。

 


<実験する前の状況>

もともと美容業界に関心があったが、現在は他業界で編集長として活躍。

<実験後 ご本人の感想>

①本心で願っていることと、向き合うきっかけになった

目の前の仕事にただ集中する日々でしたが、ヒアリングの中で、私個人としてはどうしたいのか問いをもらい、改めて深く考えるきっかけになりました。

②webメディアという手段の中でも、発揮したい価値を表現できるのだと気づけた

元々関心があった、内面(心の在り)と、外面(ビジュアル)を、美容のみならずメディアを通しても表現できるという気づきを得ました。人の純粋な想いを取材し、最も美しく見える形に記事を通して編集していこうと思えました。

③メディア全体の構想および文章と画像など、細部にわたって変えていくことに

「美しくする」という絶対的基準と確信を得たことで、新しい理想が見えて、メディア全体の構想や編集方針を変えていくことになりました。


<実験する前の状況>

大学院で研究をしながら、複数のベンチャー企業でも働かれていた。

<実験後 ご本人の感想>

新しく出会うひとに自己紹介をする際に、いままでやってきたことや興味のあること、所属名を用いて説明をしていました。ただ、フィット感のあるキャッチフレーズがないために紹介に苦労するシーンもよくありました。

自分としては正直、「それでもいいかな・・・」と思っていましたが、いろいろな仕事をいただく機会に、相手の期待値をいい感じに調整することが必要だと実感した際に、クリニックの必要性を感じました。

1時間ほど自分の大事にしていることや興味などを丁寧に聞いて頂いて今回の肩書を作って頂けました。肩書自体への納得感もさることながら、その対話が心地よく自分のことを見つめ直せました。ありがとうございました!


<実験する前の状況>

広告業界のプロデューサーから、40代で違う業界へ転身。

これからのじぶんのあり方を模索していた。

<実験後 ご本人の感想>

ちんけなプライドを捨て、ものづくりをリードする〜
SUPER FLAT PRODUCER

なにがすごいかって 肩書きカウンセリングで会話を重ねていくうちに、今まで自分では気づけなかった自分に関する大きな発見があり びっくりしました。

普段自分では気づきにくい私の強みをあぶり出していただき、翌日から新たなエネルギーをいただけたことには大変感謝しています。 内省的な性格のため これまで自分と対話し、自分のことを深掘りしてきたほうですが 他人と自分のことを話しながら自分を知るという新しい方法がとても新鮮でその効果に感激しました。

歳を重ねると、あれやこれや複数の思いはあるので 肩書きにしづらいと思っていたのですが 実は肩書きをつくるという過程こそが本質であり 自ら生きるパワーをいただくことだったのかと気づき はっ!とし、驚きでいっぱいです。

これはすごい!と思いました。心を裸にし思っていること 大事にしてきたこおを素直に会話するだけで 自分ではまとめきれなかった自分の本質を、強みを見出していただきました。肩書きカウンセリングすごし!


<実験する前の状況>

福祉業界でデザイナーとして勤務。精神障害があり、働く上で、困りごとを感じやすかった。

<実験後 ご本人の感想>

肩書きについては、このことばと出会う前までは「細かいことが気になり過ぎて、自分は小さい人間だなぁ」くらいにしか思っていませんでした。命名された瞬間は「そうなの?」と信じきれない部分もあったのですが(笑)

しばらく経ってから「そうかも?」と思えてきました。「困りごとを解決する」を+してもらえたことが特によかったです。おかげで「自分のアイデアで人の役に立ちたい」という目標を持ち、活発に動く原動力になったのかなと思っています。


<実験する前の状況>

広告会社でコピーライターとして働いていたが、ことばの技術を活かして仕事の幅を広げたいと考えていた。※じつは、これは電通時代の銭谷です。当時の上司につけてもらった肩書きです。

<実験後 ご本人の感想>

このことばあることで、3つのいいことがありました。

 ①相手に自分の価値を伝えやすくなった
自己紹介スライドの冒頭にこのことばを入れることで、はじめて会う人に対しても、じぶんの価値を伝えやすくなりました。

②じぶんに合う仕事が集まりやすくなった
「ことばで仕事をつくるクリエーティブ」ということを周りにも宣言し、ポートフォリオもつくったところ、広告領域以外の仕事も増えました。 

③目の前の仕事に対する姿勢が変わった
どんなに小さな仕事でも「ことばで仕事をつくる」ことでよりよい仕事にできないか?と考えるようになり、じぶんの行動も変わっていきました。


参考:肩書きクリニック「利用者の声ブログ」

 

けして、儲かるようなビジネスではないのですが、わたし自身の趣味も含めて、ゆるゆると一生つづけようと思っています。

随時受け付けていますので、興味のある方は、ブログ下のリンクからご応募ください。

 

そして気がつけば、ブログを更新するのが約4ヶ月ぶりになってしまいました。

3月に会社員をやめて、自由を謳歌する予定だったのですが、いろいろな出会いがあり、結局、人生の中でももっとも忙しい数ヶ月を過ごしていました。

またご縁あり、7月からリクルートホールディングスの社員としても働いています。まだ内容は言えないのですが、「働き方改革」の先に挑戦します。いろいろと世の中に仕掛けていくので、情報解禁なったら公開します。広告業界関係者のみなさま、いろいろと協力してください^^

リクルートホールディングスは兼業可なので、夫婦での活動「the Tandem」も、もちろん続けます。the Tandemとして独立し、広告領域以外の仕事を仕込み始めて、はや一年。地道に仕込んできたものが、ようやくいくつか実を結びそうです。

8月下旬には、大森(山王)に事務所兼自宅を持つ予定です。ウェブもリニューアル中で、「人生を良くする、事業デザインファーム」としてスタートする予定です。たった二人の会社ですが、じぶんたちの幸せを最優先に、少しずつ前進しています。

 

ことばが、人生にできることはなにか。

ことばが、経営にできるはなにか。

 

今後もいろいろ実験して発信していきます!

 

圏外コピーライター 銭谷侑

 

〜あなたは何者か、ともに考えます〜
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