日本中に顔見知りの本屋さんを増やしたい | 庭ブックス活動記

かぞく出版社「庭ブックス」の創刊書籍『ことばの育休』は、事前予約を昨年末から始めたのですが、北海道から沖縄まで全国60店舗以上の書店で取り扱いいただけることになりました。

お取り扱い書店リストは、庭ブックスサイトで公開&随時更新しており、一店舗ずつ住所・URLなどを紹介しています。全国の素敵な書店さんばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
参考:「庭ブックス」取り扱い書店リスト
※書店発売日は2025年3月3日予定ですが、店舗によって前後する場合があります

ぱっと見でわかる、取り扱い書店Mapもつくりました。

始めたばかりの小さな出版社なのにかかわらず、仕入れてくださる書店の皆さんには、感謝しかありません。

出版社を立ちあげて、本をつくるところから届けるところまでの全工程を夫婦で行っていると、「なんでこんなことをやっているんだろう?」と思う瞬間もあるのですが(笑)、最近は「出会うべく人に、出会う。出会うべくことばに、出会う。」ために庭ブックスを営んでいるという感覚がしっくりきています。

書店さんとの出会いも、ぼくの人生にとって大切な財産のひとつ。
注文が入るたびに、その書店さんのことを調べて「まさかこのお店でも取り扱ってくれるとは!」「こんな面白い本屋さんがあるんだ!」と、自分の世界の地図が広がっていくような高揚感があります。息子がもう少し大きくなったら、日本中を旅しながら、お礼しに行きたいなと思っています。

ことばを書くだけでなく、自分の手で届けるところまで泥くさく行うからこそ、出会える人やことばがたくさんある。こんな時代だからこそ、本をつくり、届ける意味があると、ひしひし感じています。

ちなみに庭ブックスの本は「トランスビュー」という仕組みで、大手取次(本の問屋さん)を介さずに、書店と直接取引を行う方法で流通させていきます。

取次(日販さんやトーハンさんなど)は、全国の書店に本を流通するシステム。書店が注文していない本も、取次が決めた本を配本するので、多くの本を流通させることができるのが特徴です。

対してトランスビューは、書店が注文した分だけを納品するため、流通の規模は限られていますが、「その本を良いと思ってくれた書店」だけに流通するので、返品率が低いのが特徴。独立書店と相性が良い流通方法です。 
また取次を通さない分、書店の利益率が高くなるのも魅力的だったので、庭ブックスではトランスビュー経由での流通と、庭ブックスとの直接取引の2つで、書店や個人の皆さまに本をお届けします。

出会うべく人に、出会う。
出会うべくことばに、出会う。
一冊一冊、一文字一文字、地道に届けていきます。

改めて【書店・店舗の皆さま】と【個人の皆さま】それぞれの注文方法を整理してみました。まだまだ事前予約を受け付けておりますので、ぜひチェックしてみてください。

【書店・店舗の皆さま】

1:トランスビューによる取引代行
受発注Webシステム 「BookCellar」 を使っての発注が可能です。1冊からご注文いただけます。 ※返品可能
FAX注文用紙はこちら
◇詳しい条件、契約、お問い合わせ
株式会社トランスビューの書店様向け(ご注文)情報サイト

2:庭ブックスとの直接取引(STORESで即購入できます) 
【取引条件】 買切
【卸掛率】 70% ※4冊以上で65%
【送料・振込手数料】 弊社負担
【発注ロット】 2冊以上
◇ご注文サイト(STORES)
https://niwabooks.stores.jp/
※クレジット決済で簡単に注文できます

【個人の皆さま】

1:ぜひ書店で購入いただけると幸いです

参考:庭ブックス取り扱い書店リスト
書店さんによってはECサイトでも販売するので、オンラインで購入することもできます。
※書店発売日は2025年3月3日予定ですが、店舗によって前後する場合があります

2:庭ブックス Webストア 
お近くに取り扱い書店がない方は、庭ブックス Webストアからご購入ください。
庭から直送します。(いちばん早くお手元に届きます)
https://niwabooks.stores.jp

3:その他(Amazon、楽天ブックス)等
Amazon
https://amzn.asia/d/7rd4x8q
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18088997

購入いただけるだけでもありがたいのですが、もしよろしければ「書店で購入」いただけるのが一番嬉しいです。もしお近くに取り扱い書店がない方は、「庭ブックス Webストア」で購入いただけると、丁寧な発送で庭から直送します。
※Amazonや楽天は発送方法が丁寧でないのが個人的には不安…いちばん良い状態で手に取っていただけると嬉しいです。

以上、さいきんの庭ブックス活動記でした!

©︎kengai-copywriter 銭谷 侑 / Yu Zeniya